コーヒー１杯の豆の量はどれくらい？毎日のコーヒーが美味しくなる方法

ほっと一息つこうとコーヒーを淹れようとした時、「あれ、コーヒーの豆の分量って…」と迷った経験はありませんか？

結果的に適当な分量にしたら「思った味と違う」と思った方もいるかもしれません。コーヒーを美味しく淹れるには、目安の分量が決まっています。

分量を守れていれば、安定した味で美味しいコーヒーを淹れることが出来るのです。

そこで今回は、1杯のコーヒーを淹れる時、コーヒー豆の分量はどれくらいのなのか？種類によっても調節が必要なのか？徹底的に解説していきます！

コーヒーの豆の量の目安はある？

コーヒー1杯に対する豆の量ってどれくらいなのか知りたい！と思うのと同時に「自分でそこまで美味しいコーヒーを淹れることができるのかな？」と悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか？

実際に私も、コーヒーを淹れ始めた頃は、コーヒーの豆の量なんて全く分かりませんでした。

コーヒーの味に影響してくるのは「お湯とコーヒーの量」のバランスです。適切な量を知って「お湯」と「コーヒー」の量をそれぞれ計って淹れるだけで、味は格段に美味しくなりますよ。悩まれている方は、ぜひここで紹介するコーヒー豆の量で淹れてみてくださいね。

そもそもドリップコーヒーで推奨されているのは、

1杯分→お湯：約150～160ccに対して、コーヒー：10gが一般的と言われています。

コーヒー豆とお湯の比率が1：15（もしくは16）がベストです。

「コーヒー豆のグラム数✕15がお湯の量」と考えてください。

まずはここを基準に覚えていきましょう！

お湯の量とコーヒー豆の量のおいしい比率がある

先ほどは一般的な目安をお伝えしましたが「美味しい！」と感じるお湯とコーヒー豆の量の比率は人の嗜好によって様々です。

目安を参考に淹れてみたけど薄いかな？と思うようであれば、少しずつ豆の量を増やす（もしくはお湯の量を減らす）ことによって、好きな味に近づくこともあります。「これだ！」と思う味に出会うまで、日替わりで比率を変えてみるのも良いかもしれません。自分だけのレシピを見つけるだけでも、コーヒー時間がグンと楽しいものに感じれます♪

美味しい比率は、コーヒーチェーンやメーカーによっても変化する

～コーヒーチェーン編～

• スターバックス　 → コーヒー豆　10g： お湯 180cc
• タリーズ　　　　 → コーヒー豆　10g： お湯 150~200cc
• ドトールコーヒー → コーヒー豆　8g  ： お湯 125cc

～飲料メーカー編～

• UCC　　   　 → コーヒー豆  10~12g ：お湯　140cc
• キーコーヒー → コーヒー豆  10g　　：お湯　120cc

自分の好きなチェーン店やメーカーは要チェックです！

コーヒーの豆の１杯(1人分)の量

コーヒーを飲むとなると、コーヒーカップで飲む人もいれば、マグカップで飲む人もいますよね。コーヒー豆の量は、淹れるコップによっても変わります。更にはお湯の温度や焙煎度によっても、比率が変化します。

計量の際ですが、コーヒー豆のスプーンは各メーカーによって1杯あたりのグラム数が若干違うので、自分のスプーンが1杯何グラムか知っておくと便利ですよ。

では細かく見ていきましょう。

淹れるコップによる違い

• コーヒーカップ(150cc)：10g
• マグカップ(240cc)　　：18g

コーヒー豆の量（スプーン）での違い

※一般的な1杯分の量→1杯10g

各種メーカーのスプーン1杯の違い

• ハリオ　　 ： 12g
• カリタ　　 ： 10g
• メリタ　　 ： 8g
• コーノ　　 ： 12g
• ボンマック ： 10g

焙煎度による違い

浅煎り、中煎り、深煎りと大きく分けて３つに分類されます。

浅煎りコーヒーは酸味が強く出るため、

浅煎り（少なめ）⇔10g（一般的な量）⇔深煎り（多め）

このようなイメージで2~3gずつ調節すると、それぞれのコーヒーの味の良さを引き出せます。

お湯の温度でも味が変わる！

高い温度で淹れた味：苦味がしっかり出る。

低い温度で淹れた味：酸味を感じやすくなる。

アイスコーヒーでも豆の量は変わる！

アイスコーヒーは氷が必要になるので、溶けたときに味が薄くならないために、通常の2倍ほどの量のコーヒー豆で抽出するのが推奨されます。すぐにたくさんの氷で急冷させることによって、クリアな口当たりのアイスコーヒーの出来上がりです。

もちろん、濃すぎる場合には自由に調節すればOK!

自分だけの美味しいコーヒーの淹れ方

それでは実際に筆者が試してみて美味しかったレシピを紹介してみようと思います！

※時短でドリップ出来る方法です。「よく紹介されている方法と少し違う？」と思われるかもしれませんが、丁寧にドリップした時と同じ味が表現出来るので、見てみてくださいね！

忙しい朝でも淹れれるドリップコーヒー

• コーヒー豆：15g
• お湯　　　：180cc
• 温度　　　：85℃～93℃
• 挽き具合　：細挽き
• 抽出時間　：1:30～2:00

①ドリッパーに挽いたコーヒー豆をセット。

②180ccのお湯を一気に投入（お湯は最後まで落とし切る）

なんと、以上です！

少量のお湯で数十秒待つ「蒸らし」→ 何投かに分けてゆっくり注ぐのが一般的なので「あれ？」と思われた方が多いかもしれません。

「そんなドバっと淹れて美味しく飲めるの？」と思ってしまいますが、実際にコーヒー業界の方が考案されたそうで、甘みや風味もしっかり味わえる抽出方法でした！何と行っても時間がかからないので、忙しくてもドリップ出来るのが魅力的です。

是非みなさん試してみて下さいね！

まとめ

いかがでしたか？

数グラムの違いではありますが、コーヒー豆の量によってコーヒーの味は変わります。

目安の豆の量を意識するだけで、誰でもカンタンに美味しいコーヒーを淹れることが出来るのです。

自分でコーヒーを美味しく淹れたいと思っている方は、この記事を参考に素敵なコーヒータイムを過ごして下さい♪